この記事をシェアする
サムネイル画像: *左、中央の天使はイメージになります 右 木製人形 マーガレット サンタクロース
暖かい日が続いていた12月からは一変。冬らしい天候が続いていますね。
この時季には毎年小雪が舞う時もありますし、うっすら地面を覆う時もありますが、私の中では日常の中のある日の天気という感覚になっており、雪の日に特別な思いというものは感じません。
私が大人になってから降った雪と言って思い出すのは、10年ほど前に降った大雪です。子供たちが庭に大きなかまくらを作ったことを思い出します。
私が小さかったころにはもっと雪が降っていたような気がします。雪というものが非日常の特別だったので、印象が強かったのかもしれません。
どんどん重くなる大きな雪の玉を前に諦めた雪だるま作り。結局重ねることができず父親に重ねてもらった雪だるまと、その隣には両手で抱えられるほどの小さな雪だるま。どちらも自分で作った顔して電柱の傍らに並べて飾った思い出。
同級生と10人以上で集まり、雪合戦をした思い出。ぎゅうぎゅうに握った雪はものすごく痛かったこと、そのうち雪の掛け合いになって帰るころにはびっしょりになっていたこと、手は真っ赤にはれ上がって感覚がなかったけれど、みんなの頬も真っ赤に染まった笑顔だったこと。雪に反射されキラキラした笑顔は、10年前の写真の中にいるかまくらを作った子どもたちのものと同じです。
小さい頃は自分も雪の中で遊ぶことを楽しんでいましたが、今では雪が降ると地面の凍結や交通機関の遅れなど、心配ばかりが頭を過ってしまい、外出は控えてなるべくお家にいたいなと思ってしまいます。
ドイツは日本より高緯度帯にありますので、冬は夜が長くとても寒い日が続きます。
日照時間(日の出から日の入りまで)は8時間ほどしかありません。
気温も氷点下までしか上がらない日も続きますので、長いお家時間を大切に過ごされているようです。
ザクセン州では、クロスカントリースキーやアルペンスキー、バイアスロン(クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技)やフィギュアスケートなどのウィンタースポーツが盛んで、特にヴェントアンドキューンのあるエルツ山地ではそれに適した環境が整っています。
長くて寒い冬には、そうしたウィンタースポーツを楽しまれる方も多いようです。
冬季オリンピックでもドイツの選手は毎回活躍されています。
夏はサイクリングが盛んで、屋内ではピラティスやヨガなども人気があります。また柔道も人気のスポーツだということです。
そのようなスポーツの中でも、ドイツで一番人気のあるスポーツと言ったら、やはりサッカーですね。
ブンデスリーガでは、日本人も活躍しているので、ご存じの方も多いかと思います。
欧州5大リーグにも数えられ、観客動員数は世界一と言われています。
私もたまに欧州サッカーを観ます。
チャンピオンズリーグではザクセン州のRBライプツィヒが活躍しているので、特別な思いで応援しています。